マイクロスコープMicroscope
マイクロスコープで精密な治療のご提供を目指しています


マイクロスコープとは?
マイクロスコープとは、主に根管治療などでの精密な治療が求められ際に用いる歯科用顕微鏡のことを言います。人の目の約40倍まで視野を拡大して見ることができるため、マイクロスコープを用いて治療をすることで、今まで肉眼では見えなかった部分を細部まで観察することができ、より精密で適切な治療を行うことが可能となります。
歯科用のマクロスコープは国内外の様々なメーカーから販売されていますが、当院では高品質な光学機器の製造メーカーとして世界的に有名であり、歯科治療での実績も豊富な、ドイツのライカ社(Leica Microsystems)のマイクロスコープを導入しております。
歯科治療の適したマイクロスコープを使用することで、口腔内の微細な構造、病変の状態を鮮明に観察できるようになり、より正確で安全な治療・歯科手術を可能とします。
肉眼とマイクロスコープの見え方の違い


マイクロスコープ | 裸眼 | |
---|---|---|
見え方 | 鮮明 | マイクロの1/40 |
範囲 | 小さい(狭い) | 大きい(広い) |
明るさ | 非常に明るい | 最低限の明るさ |
治療の質 | 精度が見込める | 従来の精度 |
再発率 | 極めて少ない | 一定数あり |
可視化(記録) | 可 | 不可 |
マイクロスコープ治療のメリット
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1、治療の成功率が高まる
肉眼で見えない部分を精密に診断・治療をすることができることで治療の成功率の上昇を期待できます。
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2、歯質を残せる
悪い箇所を精密に診断し治療することができるため、削る量を最小限に抑え、歯質をできるだけ残すことが可能となります。
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3、通院期間を短縮できる
細部までしっかり見えることで、適切な診断から治療計画を組むことができるため、治療期間の短縮も期待できます。
Q&A
マイクロスコープはどこの歯科医院にもありますか?
正確な数値としてはデータがありませんが、歯科医院数と販売台数から算出すると、約10%の歯科医院が導入しており、残り9割の歯科医院では未導入となっています。
マイクロスコープは保険治療でもできますか?
マイクロスコープを使用しての治療は保険治療適用となります。
特に難症例の根管治療の場合は、マイクロスコープを用いて根管治療をすることがあります。
歯科用顕微鏡は一般の歯科治療でも使用しますか?
歯科用顕微鏡は、患者さんの口腔内の微細な構造を拡大して観察することができるため、精密な治療や手術に役立ちます。例えば、根管治療や歯の詰め物、審美的な歯科治療など、細かい作業が必要な場合に使用されます。顕微鏡を使うことで、より正確に治療を行うことができ、患者さんの快適さと治療の成功率を向上させることが可能となります。
通常の歯科治療と歯科用顕微鏡を使用した治療の違いは何ですか?
歯科用顕微鏡を使用した治療は、通常の治療よりも微細な構造を見ることができるため、より精密で正確な治療が可能です。顕微鏡の下では、歯の表面や根管内の細部を拡大して確認でき、より少ない侵襲で問題を修復することができます。これにより、患者さんの要望に沿った治療のご提供が出来ると同時に治療の耐久性も向上します。