矯正治療
矯正治療とは
自分の歯で一生噛めるようにするためには、虫歯や歯槽膿漏にならないように日頃の注意(歯みがきの励行・定期検診)が必要です。
昨今の日本では、食生活の変化から顎の発育が悪くなり不正咬合になる子供が多くなってきています。
不正咬合の場合、物をよく噛めないばかりか、磨き残しから虫歯や歯槽膿漏にもなるリスクも増えます。
また、心理的にもコンプレックスをもちやすく、心身の発育に悪い影響を及ぼします。 矯正治療を行って、美しい笑顔とキレイな歯並びになり、心身ともに健康になっていただきたいと思います。
不正咬合が心身に与える影響とは
- 歯磨きが上手にできないためむし歯になりやすい
- 食べ物を上手く噛むことができない
- 発音が悪くなり、上手にしゃべることができない
- 全身のバランス(姿勢)が悪くなり、頭痛やスポーツなどに影響がある
- 歯並びが悪いことに心理的ストレスを感じる場合がある
- 見た目が悪いということだけではなく、日々の生活から健康に悪影響を及ぼす可能性がある
矯正を始めるタイミング
「矯正治療を始める時期はいつ頃が良いですか?」
「自分の子供の年齢に適した矯正治療は?」
矯正治療は様々な種類がありますが、松尾歯科では矯正を始めるタイミングにあわせて、様々な矯正治療をご案内致します。
矯正治療を始めるタイミングは大きく2期に分けることが出来ます。
1期:3歳~12歳
こどもの乳歯は3歳を目安に生えていきます。
その後6歳頃から6年~7年ほどかけて永久歯へと生え変わっていきます。
つまりこの期間は、乳歯~永久歯へ生え変わる時期になります。
顎の発育状態を改善する矯正治療なども行えるため、
抜歯をしない矯正や、マウスピースを使った目立たない矯正の可能性がある時期です。
「お子さんの歯並びが心配」というママは、一度ご相談下さい。
2期:12歳~成人
12歳頃を目途に永久歯が生え揃います。
この時期になると、装置を使ったスタンダードな矯正治療がメインとなります。
既に歯並びの原型は出来上がっていますので、歯列の状態によっては抜歯を伴う可能性もあります。松尾歯科では、患者様の状態にあわせて、部分的な矯正治療など最適な矯正治療を選ぶことが出来ます。
「抜歯が心配」「装置が目立ってストレスに感じるのでは」など気になる点は、一度ご相談下さい。
部分的な矯正治療
「前歯の歯並びを改善したい」「気になるのは前歯だけ」という方へお勧めの治療方法です。
歯の幅と顎の幅を計測し、歯を削り、特殊な装置をつけることで歯列を整えていきます。
歯列の状態によって出来る場合と出来ない場合がございます。
事前の測定、診断、カウンセリングで丁寧に説明していきます。
矯正治療の注意点
矯正治療を行う上で重要なことは、ご自身やお子さんのお口の状態をしっかりと把握し、それぞれの矯正治療のメリット、デメリットを理解した上でスタートすることです。
長い期間、トレーニングや装置を装着することになりますので、正しい知識を持って、
協力して進めていくことが重要です。
また、虫歯がある場合は治療が終了してからスタートしますので、早めにご相談頂くことで計画が立てやすくなります。
まずは、一度矯正の無料相談へお越しください。
Q&A
マウスピース矯正とワイヤー矯正どちらが痛いですか?
歯が動く際に生じる痛みはマウスピース矯正であってもワイヤー矯正であっても同じくらいあります。
ただ、ワイヤー矯正の方はワイヤーがほっぺにささってしまったり、器具があたって痛くなることがあります。
矯正はどれくらい期間がかかりますか?
個人差はありますが、一般的には1~3年かかります。
年齢や噛み合わせの状態によっては早く終わったり、治療期間が伸びることもあります。
矯正終了後も後戻り防止のためにリテーナー(マウスピース)をつけます。
矯正にかかった倍の年数はリテーナーを装着する必要があるといわれています。
マウスピース矯正とワイヤー矯正どっちが早いですか?
歯並びの状態や矯正範囲によるのでどちらが早いかは一概には言えません。
年齢が高くても矯正できますか?
歯を支える骨の状態が悪くなければ、年齢関係なく矯正することが可能です。
虫歯や歯周病の状態にもよるので歯科での精密な検査が必要にはなります。