歯の豆知識Tooth Knowledge

カテゴリー:歯の豆知識

2021.04.06メタボリックドミノ

こんにちは✨
八戸・十和田から車で20分
笑顔と思いやりの溢れる歯科医院五戸の松尾歯科です。
 
今回は『メタボリックドミノ』についてお話しします。

 

近年、メタボリックシンドロームと歯周病との関連がよく取り上げられていますね
メタボリックシンドロームは「内臓脂肪症候群」とも呼ばれ、その名を示すように内蔵のまわりに脂肪が過剰に蓄積した内蔵脂肪型肥満を前提とし、さらに高血圧・血清脂質異常・高血糖のいずれか2つ以上を併せもった状態を示します。
この状態を放置すると、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞などのさまざまな病気にかかりやすくなり、生活の質にも大きく影響します。
 
食生活の乱れや運動不足、睡眠トラブル、過度なストレスなどによって健康が損なわれていきます。
特に関係が深いのが食生活であり、「バランスのとれた適切な食生活」を実行するためには
「歯と歯ぐきの健康」が大切です。
自分の歯でしっかりと噛み、ゆっくりと食事をすることが肥満予防にも繋がります。
 
病気は一度に起きるものではなく、生活をしていく中で時間をかけてドミノ倒しのように発症していきます。
これを『メタボリックドミノ』と表現します。
 
歯周病や虫歯は、このドミノの最上流に位置しています。
生活習慣病の原因をさかのぼると栄養摂取に関わる咀嚼(噛む)や咬合(噛み合わせ)機能、口腔内細菌の影響にたどりつくとされています。
 
「まだ痛くもないし、大丈夫!」
 
と思っている状態であっても
それは病気のスタート地点です
 
その下流に位置する生活習慣病が発病してメタボリックドミノの最初の1枚が倒れてしまうとその流れを途中でストップさせるのは難しくなります。
お口は身体の入り口です
 
歯周病や虫歯は、全身の組織や臓器に影響を与えると考えられていて、口腔内細菌によりメタボリックドミノが始まると
糖尿病や脳卒中、心不全などの疾患のリスクも高まります。
特に歯周病は病状が進行するまで明確な症状があらわれにくく、発見が遅れやすい病気でもあります。
 
虫歯や歯周病は「感染症」なので予防をすることによって防ぐことができます。
倒れ始めたドミノを放置していると
ドミノはどんどん枝分かれしていき、進めば進むほど重大な影響が身体に及びます。
 
歯周病を放っておくと、お口の中の歯周病菌は血液を経由し全身へと流れ、さまざまな疾患を引き起こす危険があります。
 
あなたのお口は大丈夫ですか?
よく噛んで食べられること、
お口の中に悪い菌を増やさないことが大切です。
そのためには、定期的なクリーニングや検診でお口の健康を守ることから
生活習慣病を予防して、「健康寿命」を延ばしましょう!!
 

2021.03.29口育

こんにちは😆
 
八戸・十和田から車で20分、笑顔と思いやりの溢れる五戸の松尾歯科です。
 今回は『口育(こういく)』についてお話しさせていただきますね。
 皆さん『口育』という言葉を聞いたことはありますか?
 「口」を「育」むと書いて「こういく」
 
『口育』は、人間らしい生活を生涯にわたって営むための機能予防管理です。

 

皆さん、お顔の形・歯並びは遺伝的に最初から定められた出来上がったものだとものだと思われますか?実は遺伝的に定められたようなお顔・歯並びになっていないことがほとんどです。
 
顔の成長は生まれた時から成長し20歳頃に成長が完了します。
 顔の幅や深さが成長する時期に内部や外部から成長を阻害する癖などがあると遺伝子的に定められた通りに成長しません。
 
では、口と鼻の本当の役割をご存知ですか?
 
口の役割は「食べる・話す」
 鼻の役割は「息をする」です

 

 

人は舌を中心とした口腔周囲筋の機能的発達が不十分な場合、アゴが小さくなったり後退を起こし、気道が狭くなり歯並びや呼吸の大きな障害が生じます。
 
通常、舌先は上の顎にピタリとくっついていて、前歯のすぐ後ろにあるのが正しい位置です。

 

 

 

ところが口の発達が不十分だと舌の位置が下がってしまい、お口がポカンと開いた状態になり、口で息をする原因となってしまいます。
 気道が狭くなることで酸素が十分に入らず発達や発育に障害が生じたり、学習能力や運動能力にも障害が生じます。
 成長期にこの状態が続くとお顔本来の成長が妨げられ目が潰れ、クマができ、鼻が低くなり、ガミースマイルになりやすくなります。
 そして口腔機能が低下し、早期に摂食・嚥下(飲み込み)障害に陥り、介護、そして胃ろうとなっていきます。

 

 

 

 

 

 

このバランスが崩れた状態を「口腔機能発達不全症」と言います。
 これらを防ぐためには、子供の頃からの良好な口腔機能の発達・成長が不可欠です。
 赤ちゃんの時期から呼吸、嚥下の正常発達を促進するために、寝かせ方や抱っこの仕方、スプーンの使い方などのトレーニングが必要です。
 
「口腔機能発達不全症」を防止することで、
 
不正歯列(ガタガタな歯並び)・不正な顎顔面の成長・口呼吸・食機能低下・呼吸障害・睡眠障害を予防し、
 遺伝子どおりの姿形の獲得と正常で健康な心身の発達を目指します。

 

*ストロー飲みとコップ飲みはどっちがいいの?
 
*指しゃぶりはいつまで見守ってていいの?
 
*離乳食の内容や硬さを変える時期は?
 
*食べ方がぎこちない…
 
*食べてる時によくこぼす…
 
*アゴが小さい気がする
 
*歯並びはこのままで大丈夫??
 
*舌はどうやってきたえるの?
 
そんな疑問にスタッフがお答えいたします😃✨
 将来的に今起こっている多くの問題を予防できるのではないかと期待しています♬

 

2021.03.20予防の重要性

こんにちは。
八戸・十和田から車で20分
笑顔と思いやりの溢れる歯科医院、五戸の松尾歯科です
 
今回は『予防の重要性』についてお話しします。
 
先進国の中でも歯科において日本は少し遅れているという事はご存知でしょうか?
 
アメリカ、スウェーデンその他先進国の
数々は予防の習慣が国全体に浸透されています。
 
一方、日本はどうでしょうか…??
 
「歯科は、痛くなったら行くところ!」
という考えがまだまだ根付いているのです…
 
なぜ、『予防』が大切なのか、
なぜ、痛くなってからの治療ではダメなのか…
 
削って詰めての繰り返しだと歯がどんどんなくなるから。
 
というのも理由になりますが、
まずはイラストをご覧ください
蛇口から水が出たまま床にこぼれた水をひたすら拭いている人がいます。
 
このイラストをみてどこがおかしいかお気づきになりましたか?
 
「床を拭く前に蛇口をとめないと!」
この事に気がついた方はもう『予防の重要性』に気がついています!!
 
今から説明いたしますね
 
蛇口から出る水を「虫歯になる原因」とします
雑巾で水を拭く行為を「歯科医師による治療」とします。
 
もうお分かりですか?
 
まずは「虫歯になる原因」をしっかりと解決して
『なぜ、自分は虫歯になるのか』ということを歯科医院でしっかりと検査して原因を改善してから治療をすることが重要です。
 
痛くなってからの来院では、悪いところを削って修理する事に焦点を当てられ
蛇口をしっかりしめる行為がなされていません。
 
蛇口が開いた状態のまま(虫歯になる原因を理解しないまま)
水が漏れている中(虫歯の原因を解決せずに)
雑巾で拭く(歯科医院で治療のみを行う)ことは
果たして最善でしょうか??
 
もちろん、痛くて痛くてどうしようもないときは痛みを取り除くことが優先になります。
ただ蛇口さえしっかり締めていれば急な痛みは出にくいかもしれませんね😀
 
虫歯になる原因は様々です
*歯磨きができない
 (磨いているけど「磨けていない」)
*虫歯になりやすい食生活をしている
*唾液の質が悪い
 (虫歯になりやすい唾液)
*唾液の量が少ない
*虫歯菌がたくさんいる
*フッ素が取り込まれていない
など・・・
これらの沢山の原因が重なり合って人は虫歯になります。
 
まずは自分はなぜ虫歯になるのか、その原因を見つけて、改善する方法を歯科医院でお伝えさせていただき、『蛇口の水を止めること』から行うことをお勧めします。
 
 
今回は虫歯予防についてお話しさせていただきましたが、「歯周病」も同じです。
歯周病は「完治」というのはなく
いかに気がついた時から歯ぐきの治療をして進行を止めてあげるのかが重要です。
(もちろん歯周病になる前の予防が何よりも重要です!!)
 
蛇口を締めることができるのは
「歯科医院」ではありません
蛇口を締めるために歯科医院に来院してくださる患者様『あなた自身』です
私たち歯科は蛇口の締め方をお伝えして、定期的にチェックすることしかできません。
 
原因を知るための検査と
定期的なメインテナンスで
「健口」から「健康」
そして『健幸』へと繋げていきましょう。

カテゴリ一覧

月別アーカイブ

診療
9:00~12:30
14:00~18:00
 

Youtubeチャンネルyoutube channel