歯の豆知識Tooth Knowledge
2019.11.21お子さまの仕上げ磨きについて
色々と理由があって歯磨きを行なっていない、
お母さん、お父さんもいると思いますが、自分で磨く事が出来るようになるまで、サポートしてあげられるのは親だけです。虫歯を作ってしまってからでは遅いので、どうしても出来ない時は、当院に相談に来て下さい。
歯磨きを始める時期は、歯が生えてくる6ヶ月頃~が良いです。何でも口に入れる時期なので、抵抗なく歯ブラシを口に入れると思います。
「まずはスキンシップ!」
口の周りに指で触れたり、口の中を見せてもらったり、遊び感覚で慣れていきましょう。
まずは、お子さんを仰向けに寝かせて頭を膝の上に乗せて、上から覗きこむようにして磨きます。
歯磨きは、虫歯の原因となる歯垢を落とす事です。
あまり力を入れすぎると痛くなるので、歯の表面を毛先の柔らかいブラシで優しく磨いてあげて下さい。子供が痛がらないように、軽く小刻みに動かすのがポイントです。
上の前歯は
上の唇の裏にあるヒダに歯ブラシが当たらないように人差し指でガードしながら磨きます。
奥歯は
人差し指で、頬を膨らませて磨きます。
歯ブラシのヘッドで奥を突つかないように気をつけて下さいね。
歯ブラシは、子供の年齢にあった物を使ってあげて下さい。
毛先が広がってきたら交換して下さい。
1ヶ月に1回交換することをおすすめします。
楽しい雰囲気で歌を歌いながら磨いてあげると喜びます。
お子さんの機嫌の良い時に笑顔で磨いてあげて下さい。
だいだい3歳くらいまでに、乳歯は生え揃います。
その頃になったら、自分で磨く練習を始めましょう。
始めは上手に出来ないかもしれませんが、「仕上げはお母さん♬」という感じでチェックしてあげれるといいですね。
人によって歯並びは違いますので、歯ブラシだけでなく、食べ物の挟まりやすい歯と歯の間には、フロスという糸ようじを使って汚れを落としてあげて下さい。
最初にもお話ししましたが、どうしても出来ない時には、相談に来て下さい。
お子さんのお口の中を守るためにスタッフが協力させていただきます。
あと、虫歯の出来やすい人、出来にくい人とは自分ではどうだろうな⁈という方に!
当院では、だ液検査で虫歯になりやすいリスクがわかります。
自費で3000円になりますが、1度検査していただけるとその後どんなケアをしていったら今の歯を維持出来るか?どんな歯ブラシ&歯磨き粉を使ったらいいかわかりますので、是非、興味があるかたは、予約の電話をお待ちしております(^o^)
2019.08.23歯ぎしりについて
八戸、十和田から車で20分五戸町、松尾歯科院長の松尾紘吾です。
夏もそろそろ終わりに近づきますが、まだまだ暑い日が続いています。
突然の気温の変化に体を壊さないように気をつけてください。
さて、今日の豆知識は歯ぎしりについてです。
皆さんは朝起きたとき(なんだか顎が疲れているなぁ)と感じた事はありませんか?
また、歯がだんだんすり減ってきている。
最近になって冷たいものがしみるようになった。
噛むと奥歯が痛い。
といった症状はありませんか?
そんな方は、日中の食いしばりや睡眠中に歯ぎしりをしている可能性があります!
歯ぎしりというと、皆さんがイメージするのは歯と歯を擦り合わせる、ギリギリ音がなる歯ぎしりではないでしょうか?
実は、歯ぎしりには3つの種類があります。
一つ目は、歯と歯を擦り合わせギリギリ音がなるグライディング
二つ目は、ぎゅ~っと食いしばる、クレンチング
そして三つ目は、歯をカチカチするタッピング
です。
睡眠中の歯ぎしりは、日中に受けたストレスを発散する効果があり、脳と体にとってとても大切な行動です。しかし、強い力で歯をギリギリ擦り合わせたり、食いしばったりすると、重大なトラブルを起こす可能性があります。
なぜなら、食事のときの噛む力は数キログラムから強くても30キロ程度ですが、歯ぎしりは無意識下で行われ抑制がきかないため50~100キロを越える力がかかると言われているからです。
歯ぎしりをすると様々なトラブルが起こります。
2019.04.26こどもの仕上げ磨きについて。
桜の開花も始まり、春真っ盛りですね!進級・進学、就職などの新生活に慣れてきた方もを多い のではないでしょうか?私は次女が小学校へ入学し、一人で出来ることが増えて、少しずつ 手が離れていくことに、寂しさを感じ始めています(T ^ T)
今回は「こどもの仕上げ磨き」についてお伝えさせていただきます!! 小さなお子さんを持つお母さんから「何歳ぐらいまで仕上げ磨きは必要ですか?」 と質問を受けることがあります。疑問に持たれている方も多いのではないで しょうか?
松尾歯科では小学校低学年ぐらいまで仕上げ磨きをしていただくようお願いしています。 大人でも難しい歯磨きを小さなお子様が、虫歯ができないような効果的な歯磨きを自分で行う ことは困難ですので、ご家族の協力が必要不可欠です!!
歯の特徴)
- 乳歯はもともと永久歯と比べ歯質が弱く、厚さも2分の1程度しかありません。このため、虫歯になって歯が溶け始めると比較的早く虫歯が神経まで進んでしまいます。
- 乳歯の奥歯は溝が細かく、汚れが溜まりやすい形をしています。
- 虫歯からお子様の歯を守ることができる乳歯、生え変わりたての永久歯はまだ未熟なため虫歯になりやすいと言われています!
- お子様のお口の中の異変に早めに気づくことができるご家族の「あれ?いつもと違う?」という直感がとても重要です! 他にも、スキンシップをはかることができたり、プラスになることが沢山あります。
予防でお子様のお口の健康管理をしていきましょう^_^