歯の豆知識Tooth Knowledge
2020.03.06舌👅を磨いた事 ありますか?
自分の舌を鏡で見てみて下さい🔍
何かついていませんか?
舌の汚れが口臭の原因になる事が多いと言われています。
舌の汚れで代表的なものが、舌苔(ぜったい)と呼ばれる舌の表面についた白い苔の様な物です。
舌苔(ぜったい)は舌の表面にある細かいヒダの間に食べカスや、お口の中の粘膜、それらをエサに住みつく細菌などの入り込んだ状態です。
つまり舌の上にバイオフィルム(菌の膜・固体や液体の表面に付着した微生物が形成する生物膜)をのせている状態です。
舌苔(ぜったい)を除去することで
・口臭防止
・誤嚥性肺炎予防
になります。
歯磨きをしているから大丈夫! と思っている方も自分の舌の汚れをチェックしてみて下さい🔍
汚れが残っている事でそこから菌が繁殖していきます。
歯医者さんには舌ブラシという、舌の専用のブラシや舌ヘラと呼ばれる専用のヘラなども扱っている所があります。
歯磨きのついでにばブラシで舌を磨いている方もいらっしゃるようですが、舌を覆う[糸状乳頭(しじょうにゅうとう)]という組織は細かく繊細な突起のある形なので、これに対して歯ブラシの毛が太く力が入りやすい為舌の表面を傷つけてしまう事もあるようです。
汚れた舌を傷つけると、炎症を起こしてしまったり、病気の原因にもなりますので、専用の物で正しい使い方で行って下さい。
2020.01.27根の治療
成人式を迎え、綺麗な着物姿👘のお姉さんを見かける度に、(ू•ω•ू❁)ଓ♡可愛いなぁと見とれました。お口の中の環境もキレイに整えて、笑顔で健康に過ごしていただきたいです。
むし歯は、小さいうちに治しましょう‼︎むし歯が大きくなってしまうと、神経をとる治療が必要です。いわゆる根の治療です。
根の治療が始まりますと、根の中の神経の管をキレイにするのに時間がかかります。
この管の中をキレイにするのに時間がかかり、怒る方がいらっしゃいますが、管の中の状態がキレイじゃないと、かぶせ物をした後でも根の先で膿ができたりしてかぶせ物を外してもう一度根の治療をしなければなりません。
→根の管の空洞に封鎖のお薬を詰めます。
→かぶせ物の為の土台の材料を詰めます。
→かぶせ物を決めていただき土台の形を整えて型取り
して仮歯をいれます。
→技工所に発注
→完成のかぶせ物をお口の中にSET
→終了
治療の最後には掃除をした根に細菌が入らない様にシャットアウトする封(フタの材料)がしてありますが、仮の封なので、耐久期間は4週間程度といわれています。
治療の間隔が1ヶ月以上も空くと封の隙間から細菌が入り、それまでの治療が無駄になってしまう事もあります。
なので、治療は、間を空けず終わらせましょう(ง •̀_•́)งがんばって!
あんまり我慢すると、痛みに対する感覚が敏感になってしまって痛み止めが効きにくくなってしまいます。痛まない時は、飲まなくて大丈夫です。
痛み止めは、処方されると2〜3日分が処方されますが、痛みが続く様であれば、また処方いたします。市販の痛み止めでも大丈夫です。
2019.12.22フッ素の働き
こんにちは!
八戸、十和田から車🚗で20分
五戸 松尾歯科です(^^)
フッ素の働きは、溶け出したカルシウムイオンやリン酸を歯に戻し「再石灰化」を促進して歯を修復し酸に強い丈夫な結晶にします。
そして虫歯の原因となる菌の活動を抑えて酸を作りにくくして脱灰を抑えます。
虫歯予防の為にはフッ素を取り入れることが効果的です。
CMなどで耳にした言葉があると思いますが、虫歯の初期で歯が白くなっているだけなら、まだ戻せるチャンスがあります。
フッ素を使う事により、自分の歯に戻せます。
歯医者さんで「Ce Co」 という虫歯の初期の段階ならば、その状態を写真に撮らせて貰い保険適応でフッ素を塗布する事ができます。
その後定期的に経過観察しながら、状態が改善するかどうかメンテナンスしていきます。
日本の虫歯予防のガイドラインでは、フッ素濃度が1500ppm以下の物でホームケアできますが、歯科医院では高濃度のフッ素を塗布し予防しています。
当院では、自費で500円で塗布しています。
自宅でもフッ素入りのハミガキ粉で予防できますが、自分では取りきれない歯の表面の汚れは、歯医者さんの専用の機械じゃないと取りきれません。歯の表面の歯垢(プラーク)を除去し、フッ素を塗る事でより効果ぎ発揮出来ます。3ヵ月に1度のフッ素塗布をお勧めします。
お子さんはもちろん、大人の方にもお勧めです!
フッ素の効果
①歯を強くする
フッ素が、酸に溶けにくい強い歯にしてくれます。(乳歯はエナメル質が弱いので、虫歯になりやすいです。)
②再石灰化を促進します
フッ素は、食事をして酸性よりの口の中を中性に戻ろうとするのを助けてくれます。
③抗菌、酵素作用があります。
虫歯が増えるのを防いだり、酸を作るのを抑えてくれます。
フッ素というと、ハミガキ剤に入っているイメージがありますが、シンガポールでは、水道水にフッ素を入れて虫歯予防に役立てています。
水道水(0.6~1ppm:1リットルに0.6g~1mgのフッ素を含む程度)を日常的に飲んだり、料理に使ったりしていると、生えている歯だけなくアゴの骨の中で作られている歯も強くするんだそうです。
日本の虫歯予防のガイドラインでは、フッ素濃度が1500ppmを上限とした歯磨剤が承認されフッ化物をハミガキ粉に配合する事が出来る様になりました。フッ化物配合の歯磨剤を使用した上で、1日最低2回以上のブラッシングをすすめています。
フッ素を活用しながら、皆んなで虫歯予防していきましょう٩(๑′∀ ‵๑)۶•*¨*•.¸¸♪