歯の豆知識Tooth Knowledge

2019.04.26こどもの仕上げ磨きについて。

こんにちは!八戸・十和田市から車で20分 「笑顔と思いやりの溢れる歯科医院」トリートメントコーディネーターの松尾 沙織です(^_^)

 桜の開花も始まり、春真っ盛りですね!進級・進学、就職などの新生活に慣れてきた方もを多い のではないでしょうか?私は次女が小学校へ入学し、一人で出来ることが増えて、少しずつ 手が離れていくことに、寂しさを感じ始めています(T ^ T) 

今回は「こどもの仕上げ磨き」についてお伝えさせていただきます!! 小さなお子さんを持つお母さんから「何歳ぐらいまで仕上げ磨きは必要ですか?」 と質問を受けることがあります。疑問に持たれている方も多いのではないで しょうか?

松尾歯科では小学校低学年ぐらいまで仕上げ磨きをしていただくようお願いしています。 大人でも難しい歯磨きを小さなお子様が、虫歯ができないような効果的な歯磨きを自分で行う ことは困難ですので、ご家族の協力が必要不可欠です!!

歯の特徴)
  1. 乳歯はもともと永久歯と比べ歯質が弱く、厚さも2分の1程度しかありません。このため、虫歯になって歯が溶け始めると比較的早く虫歯が神経まで進んでしまいます。
  2. 乳歯の奥歯は溝が細かく、汚れが溜まりやすい形をしています。
★仕上げ磨きをすることのメリット★
  • 虫歯からお子様の歯を守ることができる乳歯、生え変わりたての永久歯はまだ未熟なため虫歯になりやすいと言われています! 
  • お子様のお口の中の異変に早めに気づくことができるご家族の「あれ?いつもと違う?」という直感がとても重要です! 他にも、スキンシップをはかることができたり、プラスになることが沢山あります。 
時間をかけて磨いているつもりでも、磨きにくいところにプラーク(歯垢)が残ってしまってい ることがあります。そのようなところほど虫歯になりやすいと言われています。 小さな頃から歯科衛生士による専門的なクリーニングを定期的に受け、歯垢や歯石を リセットしたり、効果的な歯磨き方法を身につけることはお口の健康を守るために 非常に効果的です!

予防でお子様のお口の健康管理をしていきましょう^_^

2018.06.01MFTセミナーを開催しました。

こんにちは。八戸、十和田から車で20分 笑顔と思いやりの溢れる歯科医院 五戸 松尾歯科の院長、松尾紘吾です。

 今回は昨日、当医院にて開催されたMFTセミナーの内容をご紹介致します。
 
近年、軟食化が進んだり、口呼吸や弄舌壁等の悪習癖により、歯列不良の子どもが増えている気がします。先日も、健診で小学校や中学校に伺うと、ほとんどの子に何らかの不正咬合を認めました。

不正咬合は身体にとって、様々な悪影響を及ぼします。
発音の異常、飲み込みの異常、噛み合わせの異常等のお口に関わる異常の他にも
健全な成長発育の阻害身体のバランスや身体能力の低下、集中力の低下等、日々の日常生活に関わるところにも影響が出てきます。

そこで、松尾歯科では、子ども達の健全な成長発育と未来の為に、MFTを導入しました。

では、今回松尾歯科で学んだMFTとはどんなものでしょうか?
MFTとは(Oral Myofanctional Therapy)の略で、口腔筋機能療法の事です。
口腔周囲筋のトレーニングをすることで
①矯正治療を促進する
②長期安定した矯正治療効果を維持する
③矯正治療の必要性を最小限にする
④言語治療の必要性を最小限にする
といった効果を期待し行います。
早ければ3?4歳からでもスタート可能です。
また、MFTでは日々のトレーニングが必須です。その為、患者さんが治療の内容をしっかり理解し、治したいという強い気持ちで日々のトレーニングを継続できなければいけません。また、ご家族もお子さんのトレーニングがしっかり出来ているか。見守って頂きます。
毎日3回、時間をとってご家庭にてトレーニングをして頂きます。

今回はMFTの中でも一番簡単な、ベーシックエクササイズという初歩的なトレーニングをご紹介致します。

①ファットタング・スキニータング(舌の形を変える)
 舌を平らにしたり、とがらせたりする。

②ティップアンドスティック(舌の先とスティックで押し合う)
 スティックを口の前で持ち、舌の先を真っ直ぐにとがらせ、強く押す

③ミッドアンドスティック(舌の真ん中とスティックで押し合う)
 スティックを舌の真ん中に置き、舌に力を入れて持ち上げる

④リップトレーサー(くちびるをなぞる)
 口を開けて、舌の先でゆっくりと上くちびるをなぞる。

⑤ガーグルストップ
 上を向き口を大きく開けて、ガラガラうがいをして、止める。

上記の①?⑤のベーシックトレーニングから始まり、徐々にトレーニングのレベルをあげながらレベル8まで、順調にいけば1カ月毎に進めて行き、1年程度の期間をかけて進めて行きます。
当院では、3万円?MFTをご利用頂けます。

気づくとお子さんがお口をポカンと開けている!
お子さんの歯並びが気になる!
お子さんに健やかな成長発育をさせてあげたい!
というお母様がた、当院にも沢山いらっしゃいます。

もし、お子様の歯並びが気になる方がいらっしゃれば、ぜひ一度、お近くの歯医者さんでご相談ください。お子様が健やかに成長し、本来の自身の保つ力を100%出し切れるように、お手伝いさせて頂きます。
 

2018.03.27在宅支援歯科診療講演会に参加しました。

こんにちは。八戸、十和田から車で20分 笑顔と思いやりの溢れる歯科医院 五戸 松尾歯科の院長、松尾紘吾です。

 2018年2月10日、青森県歯科医師会館にて日本大学歯学部摂食機能療法学講座教授の植田耕一郎先生をお迎えして研修会が開催されました。超高齢社会である現代のニーズに非常に沿ったテーマであり、研修会当日はDRのみでなくスタッフも多く参加し、会場は多くの参加者でいっぱいとなり、非常に充実した時間を過ごせましたのでご紹介致します。

 リハビリテーションとは第一の医学(治療の医学)、第二の医学(予防の医学)に続く第三の医学(障害の医学)であり、治らないという側面を認識し、関わりを積み重ねる医学であると講師の先生がおっしゃっていました。例えば、麻痺の障害のある方の麻痺は治すことが出来ませんが、麻痺という障害を受け入れ、その上でその方の生活の質を向上させるべく関わりを続けて行く事が大切であるそうです。
そして、リハビリテーション医学の理念としては
① 機能障害(麻痺)→治療的・訓練的アプローチ
?活動制限(能力低下)→経管栄養、姿勢や食物性状の工夫といった代償的アプローチ
③ 参加制約(社会的不利)→介護力の導入、社会的資源、物的改善といった環境改善アプローチ
④ 心理障害→心理的支援
の4つがあり、この4つの理念をしっかりと理解する事が正しい在宅支援には必要です。

介護予防・生活支援サービス事業対象者への基本チェックリストの中で口腔機能の向上に関する問診項目は全25問中3つあり
① 「半年前に比べて固い物が食べにくくなりましたか?」→咀嚼機能評価
?「お茶や汁等でむせる事ことがありますか?」→嚥下機能評価
② 「口の渇きが気になりますか?」→肺炎リスク評価
があります。

我々が自分の診療室にて診察している患者さんにこのような症状があれば、その患者さんは今後口腔機能の低下が表れ、要介護状態になる可能性が出てきます。その為、日々の診療の中で上記3つの質問を問診表に入れる事をお勧めしていました。
実際に上記の3つの質問にチェックの入った方に対しては摂食機能評価法を行っているそうです。診療室で可能な摂食機能評価には
① オーラルディアドコキネシス
?反復唾液嚥下テスト
③ ブローイング
があります。
① のオーラルディアドコキネシスとは、椅子に座っている患者さんが10秒間に何回「パ」や「ラ」を発音できるかを測定する事で口唇や舌の動きを測定し、咀嚼機能を評価する検査です。
?の反復唾液嚥下テストは30秒間に何回唾液を嚥下できるかを測定し、3回以上嚥下できなければ喉の機能が衰えている事を疑うテストである。女性の場合はわかり辛い時は喉に触れて検査を行います。
③のブローイングはコップに水を入れてストローで泡立ててもらい、その持続時間を測定する検査で、口腔・咽喉頭を含めた全体の評価です。

次に機能訓練には
① 頬・舌・口の体操
?ガーゼを巻いた電動歯ブラシにて首・肩・咽頭・顎下部・頬骨弓・口輪筋等に1分間ずつ当てるマッサージ(口腔内にも有効)(唾液分泌効果あり)
③舌圧子を10秒間ずつ舌に前から上から右から左から3クール程度当て、反発してもらう舌の筋力トレーニング
④ 頬の左右、前後、上下へのストレッチを各5秒ずつ、3セット程度行う表情筋のトレーニング等があります。むせやすい方への訓練にはユニットに仰向けになってもらい、頭だけを上げてつま先を10秒見る訓練が有効です。休みながら3クール程行うと効果的であり、ポイントは喉仏を力むように意識させる事だそうです。

通いたくても通えない方への対応として、在宅支援があります。在宅支援では、ただの歯ブラシ1本で口腔ケアを行うという行為がとても尊い事です。まずは歯ブラシ1本だけでも持って在宅支援に伺い、口腔ケアを行う事が大切であると強くお話されていました。また、日々の口腔ケアにはしっかりとした連携が必要となります。なぜならば、口腔内を触るという事は歯科医療従事者の特異的な行為であり、その他の職種の方は口腔内を触る教育がされていないからです。例えば、口腔内を診るのにペンライト等の明かりが必要な事が分からないという事もあります。その為、日々の口腔ケアに関しても施設の方、多職種との連携・関わりが重要となります。

また、一度急性期で食形態が落ちると、食形態を戻すことによるリスクがある為なかなか食形態を戻すことが難しくなるそうです。そんな時、経口摂取を再開する基準として
・意識状態が覚醒し、本人の食べたい意志がしっかりある事
・座位が保てる事
・唾液で口腔内が湿潤している事
・額にしわが寄せられる事があげられる事。
があげられます。

我々健常者でも大好きな食べ物が毎日3色、全てペースト食という状況が何年も続けば食欲不振になり、低栄養・活力不足に陥る可能性があるのではないでしょうか。
 
上の写真の献立を考えてみてください。
ごはん、みそ汁、ホウレンソウのお浸し、ポークソテー、ちくわの天ぷら、牛乳
この献立が写真の状態で出てきたら、、、、
生きるための栄養摂取ではありますが、楽しい、美味しい食事といえるでしょうか?

 今回の講演により、在宅支援を通じて患者さんの生活をより良くしていく事が今後の時代に求められているという事を強く痛感しました。
われわれがしっかりと介入する事で、誤嚥性肺炎を減少させ、一人でも多くの方においしい食事を食べて笑顔で過ごして頂けるように今後も頑張りたいと思います。
 

カテゴリ一覧

月別アーカイブ

診療
9:00~12:30
14:00~18:00